ブランド品を持つことで得られるもの
ブランドというのは、その人気次第で幾らでも価格が上がっていく傾向にあります。本当に良い物は例えリサイクル品であっても殆ど新品同様の価格を付けられる場合もありますし、中には使い込むことで深い味わいが出る為にリサイクル品の方が価値が上がる事もある程です。しかし、最近の若者は高級志向離れが進行しているのでわざわざ高いブランド品を買わない、同じ品物なら安い方がいい、という考えが根付いています。ですが、ブランド品はただ高くて質が良く、有名だからみんなが欲しがるというだけではありません。確かにブランド品は高級な品物であり、質も良く長持ちするものが多いですが、その名前の物を持っているということ自体に意味があり、それを持つに相応しい人間であろうとする意識が高まることによって自身を高めることが出来ます。「こんな高級ブランドの財布を持つ以上はもっと頑張ってお金を貯め、沢山のお札をこの財布に入れれるような人間になろう」といった上昇志向が芽生えたりするようになるのです。
そして、自身を高めることでブランドに相応しい人間になった時、達成感を感じることが出来ます。ようやくそのブランドに見合った人間に成長したのだという達成感は更なる成長への糧となりますし、それによってより高級なブランド品を持とうという意欲も湧いてきます。その繰り返しによって人は自身を幾らでも磨くことが出来るのです。